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7月15日生まれの仔犬たち

先日の第一報でお知らせさせていただきましたが、今年も新たな命に出会うことができました。

今回のお母さん犬は初産となりますので、いろいろ心配もしながら日々を過ごしていましたが、ブリーディングウォーカーさんが暑い中の涼しい時間帯を選んでいただきながらしっかり運動させていただいていたおかげで出産はスムーズでした。

初めての経験だというのに学習というよりは本能で産まれ出てきた仔犬の羊膜を舐めて破り、臍の緒をきれいに噛み切る姿には、何度立ち会っても感心させられます。

産まれてきた仔犬たちをお母さん犬の近くに置くと一斉におっぱい目掛けて進んでいくのですが、今回のお母さん犬はたくさんの未知の生き物が押し寄せてきたかと思ったのか、小さく「ううう…」と唸ったのには思わず笑いました。
よほどびっくりしたのでしょうね!
声をかけたり体を触って落ち着かせるようにすると授乳を受け入れてくれました。

そして一夜明ける頃には母性が全開になったようで、トイレに行く少しの間も惜しむ感じで、直ぐに戻ってきて甲斐甲斐しく世話をしてくれるようになり、一安心です。

来月に水戸市の京成百貨店さんで行われる「写真パネル展」に展示される素敵な写真を撮っていただいているプロカメラマンの小沼さんが早速駆けつけ、産まれたての仔犬たちの写真を存分に撮っていかれました。
今年の写真展には間に合いませんが、来年はこの仔犬たちの写真も新たにラインナップされると思います。

少ししたらブリーディングウォーカーさんのご家庭に移動し、育児サポートをしてもらうことになります。
仔犬たちの成長は、また追い追い紹介させていただこうと思いますので、楽しみにしていて下さい。

今回の仔犬たちのために若干名の新たなパピーウォーカーのご家庭を募集しております。
必要条件を確認していただき、「我こそは!」と思われたご家庭が応募していただくことを心待ちにしておりますので、よろしくお願いいたします。

担当M

パピーウォーカーの応募はコチラからお願いします。

仔犬が産まれました

盲導犬の育成には、盲導犬としての資質を備えた候補犬が欠かせません。それぞれの盲導犬育成施設が盲導犬としての資質を備えた血統を大切に維持しながら、自家繁殖をおこなっています。いばらき盲導犬協会はまだ歴史が浅いため、繁殖も発展途上にありますが、協力団体様より最大限の援助をいただきながら、より優れた血統の確立に努めています。

15日に、当会では今年度初のお産がありました。ただいま、訓練担当者が付きっきりでお世話しています。落ち着きましたら担当者よりコメントがあると思いますので、少々お待ちください。

前回に続いてしつこくてすみません。ナイラボーンのお願いです。

犬たちの大切なおもちゃである「ナイララボーン」の在庫が心もとなくなってきました。
施設にいる訓練犬は1歳〜2歳と若者ばかりなので、消費量がものすごいのです。
ガリガリかじってあっという間になくなります。

「買ってあげてもいいよ」という方、希望品リスト、または下の画像からぜひお願いいたします。

生後40日の仔犬達

仔犬達、生後40日を過ぎ、先日模様替えした居住スペースにケージを置きました。

ケージの中にも大きなヌイグルミとたくさんのオモチャを入れると、抵抗もなく入って遊んだり寝たりし始めました。

パピーウォーカーのところに行けば、ケージでのお留守番が必要になりますので、今から抵抗なくこの中に居れることは大事なトレーニングになります。

ケージに入れることを狭くてかわいそうと思われる人もおられるかもしれませんが、犬はもともと狭い穴などを巣にしてきましたので、体がどこかに接触するような狭いところは安心感にも繋がります。

また、最近は災害なども多く避難しなければいけない可能性も増えてきました。
普段からケージの中に居ることが普通になっていれば、どこに行ってもケージの中で安心して過ごすことができます。

担当M

仔犬の誕生

梅雨に入り気分が滅入りそうになる中、今年も新しい6つの命に出会うことができました。

お母さん犬は繁殖犬ボランティアさんがしっかり運動をさせていただいたので陣痛も強くあり、比較的スムーズな出産となりました。
妊娠中のしっかりとした管理、ありがとうございました。

産まれてきた新生児たちは、皆元気で健康そうです。
産まれた直ぐとは思えないくらいの生命力に溢れた動きで、お母さん犬のオッパイを探り当て、お腹がいっぱいになって幸せそうに寝ている姿を見ると、もう倍ぐらいに大きくなったように感じます。

そして、今回の産箱ですが、このお母さん犬のボランティアさんが手作りをしてくれました!

前回までは担当が有り合わせの木材を使って即席で作ったのもあり、使い勝手がイマイチだったのですが、今回は、こちらの希望を盛り込んでいただけたので、使い勝手も良さそうです。

分解し折りたためるように設計していただいているので、他の繁殖犬ボランティアさんのご家庭でお願いするときも持ち運びが容易になりそうです。

この盲導犬事業は、私たち職員の努力ではなく、全ての業務に渡ってボラインティアさんの力に支えられていると再度痛感しました。
本当にいつもありがとうございます。

これからしばらくはベビーたちの成長を時々にアップさせていただきたいと思いますので、皆さん楽しみにしていて下さいね♪♪♪

担当M