協会の犬たち」カテゴリーアーカイブ

初ウッドデッキ

生後50日目を迎えた仔犬たち、ますます順調に成長しています。
この日はウッドデッキにデビューしました。

出した直ぐはさすがにへっぴり腰で周囲を確認していましたが、どの仔犬も直ぐに慣れ探索し始めました。
このような順応性の高さは良い傾向です。

しばらくすると追いかけっこを始めたり、タープの紐を見つけてカジカジ、デッキ下から伸びていた草を引きちぎってムシャムシャ。
いけないことに対して注意すると、意外と聞き分け良い子が多くて安心しました。

途中で水分補給にと食器に水を入れて与えると、我先にと顔を突っ込み食器が見えません…

十分な運動の後は部屋に入ってご飯タイムになりましたが、量が増えたフードをしっかり食べています。

そしてサークルに戻すと、お昼寝タイム。
保冷剤を抱えたり、他の仔犬に重なったりしてぐっすり気持ちよさそうに寝ていました。

今週末から順々にパピーウォーカーさんのところへの委託が始まります。

繁殖ボランティアさん、もうしばらく手のかかるたくさんの仔犬たちのお世話をお願います。
パピーウォーカーさん、もうしばらく新しい家族が増えるのを楽しみにお待ち下さい!

担当M

生後40日を過ぎました

仔犬たちの家庭訪問に行ってきました。
早いもので、もう生後40日を過ぎました。

前回(生後30日)伺った時と比べると顔つきも犬らしくなり、動きも活発になっていました。
まだお母さん犬のオッパイも少し飲んでいますが、フードをしっかり食べるようになってきて体重も3kg近くになってきています。

オモチャで遊んだり他の仔犬と戯れあったり、活動時間が少しずつ長くなってきています。
トイレもほぼ失敗することなくトイレシーツの上でしています。

室内の空調は適温にしていただいていますが、この時期は暑さで寝苦しいこともありケージの中でなかなか寝てくれないことが多くあります。
しかし、保冷剤や凍らせたペットボトルをケージに入れてやると、我先にと冷たい場所を求めて集まり、意外と仔犬同士くっついて寝てくれます。
こんな日齢の仔犬でも快適な場所はわかるんだなあと感心させられました。

あと20日ほどで次の生活場所になるパピーウォーカーさんに委託されます。
繁殖ボランティアさんは今まで以上に仔犬に使っていただく時間が多くなり大変だと思いますが、あとしばらくの間、よろしくお願いいたします。

まだまだこの仔犬たちのパピーウォーカーを募集しています!
皆さまからの応募をお待ちしています!!

担当M

初めてのフード

繁殖ボランティアさんの家庭訪問に行ってきました。
仔犬たちは順調に成長しており、皆、1Kgを越えました!

まだまだスムーズな動きはできませんが、ずいぶん動き回るようになり行動範囲も広がってきています。

今日からまた模様替えです。
ケージを大きなものにし、ケージ内にIKEAくん(IKEAのぬいぐるみで、私たちが勝手にこう呼んでいます)を入れました。
なぜか、このIKEAくんはいつも仔犬たちに人気で、この時期なので暑くて嫌がるかなと思ったのですが、皆、近くに集まって寝ていました。
サイズやもふもふ感が良いのですかね〜
ちょっとした謎です…

そして、この日から離乳食が始まりました。
まあどの仔犬も食欲旺盛で、最初の1個を口の中に放り込んであげると、すぐにモグモグと口を動かし始め、2個目からはすごい勢いで食べ始めてくれました。

しばらくはフードとお母さんのオッパイを栄養源にし、徐々にフードのみの食事に切り替えていきます。
しっかり食べて健康に育ってほしいですね!

引き続き、この仔犬たちを育てていただけるパピーウォーカーのご家庭を募集中です!
皆さまからのご応募、お待ちしております。

担当M

7月15日生まれの仔犬たち

先日の第一報でお知らせさせていただきましたが、今年も新たな命に出会うことができました。

今回のお母さん犬は初産となりますので、いろいろ心配もしながら日々を過ごしていましたが、ブリーディングウォーカーさんが暑い中の涼しい時間帯を選んでいただきながらしっかり運動させていただいていたおかげで出産はスムーズでした。

初めての経験だというのに学習というよりは本能で産まれ出てきた仔犬の羊膜を舐めて破り、臍の緒をきれいに噛み切る姿には、何度立ち会っても感心させられます。

産まれてきた仔犬たちをお母さん犬の近くに置くと一斉におっぱい目掛けて進んでいくのですが、今回のお母さん犬はたくさんの未知の生き物が押し寄せてきたかと思ったのか、小さく「ううう…」と唸ったのには思わず笑いました。
よほどびっくりしたのでしょうね!
声をかけたり体を触って落ち着かせるようにすると授乳を受け入れてくれました。

そして一夜明ける頃には母性が全開になったようで、トイレに行く少しの間も惜しむ感じで、直ぐに戻ってきて甲斐甲斐しく世話をしてくれるようになり、一安心です。

来月に水戸市の京成百貨店さんで行われる「写真パネル展」に展示される素敵な写真を撮っていただいているプロカメラマンの小沼さんが早速駆けつけ、産まれたての仔犬たちの写真を存分に撮っていかれました。
今年の写真展には間に合いませんが、来年はこの仔犬たちの写真も新たにラインナップされると思います。

少ししたらブリーディングウォーカーさんのご家庭に移動し、育児サポートをしてもらうことになります。
仔犬たちの成長は、また追い追い紹介させていただこうと思いますので、楽しみにしていて下さい。

今回の仔犬たちのために若干名の新たなパピーウォーカーのご家庭を募集しております。
必要条件を確認していただき、「我こそは!」と思われたご家庭が応募していただくことを心待ちにしておりますので、よろしくお願いいたします。

担当M

パピーウォーカーの応募はコチラからお願いします。

仔犬が産まれました

盲導犬の育成には、盲導犬としての資質を備えた候補犬が欠かせません。それぞれの盲導犬育成施設が盲導犬としての資質を備えた血統を大切に維持しながら、自家繁殖をおこなっています。いばらき盲導犬協会はまだ歴史が浅いため、繁殖も発展途上にありますが、協力団体様より最大限の援助をいただきながら、より優れた血統の確立に努めています。

15日に、当会では今年度初のお産がありました。ただいま、訓練担当者が付きっきりでお世話しています。落ち着きましたら担当者よりコメントがあると思いますので、少々お待ちください。

前回に続いてしつこくてすみません。ナイラボーンのお願いです。

犬たちの大切なおもちゃである「ナイララボーン」の在庫が心もとなくなってきました。
施設にいる訓練犬は1歳〜2歳と若者ばかりなので、消費量がものすごいのです。
ガリガリかじってあっという間になくなります。

「買ってあげてもいいよ」という方、希望品リスト、または下の画像からぜひお願いいたします。

生後40日の仔犬達

仔犬達、生後40日を過ぎ、先日模様替えした居住スペースにケージを置きました。

ケージの中にも大きなヌイグルミとたくさんのオモチャを入れると、抵抗もなく入って遊んだり寝たりし始めました。

パピーウォーカーのところに行けば、ケージでのお留守番が必要になりますので、今から抵抗なくこの中に居れることは大事なトレーニングになります。

ケージに入れることを狭くてかわいそうと思われる人もおられるかもしれませんが、犬はもともと狭い穴などを巣にしてきましたので、体がどこかに接触するような狭いところは安心感にも繋がります。

また、最近は災害なども多く避難しなければいけない可能性も増えてきました。
普段からケージの中に居ることが普通になっていれば、どこに行ってもケージの中で安心して過ごすことができます。

担当M

仔犬の誕生

梅雨に入り気分が滅入りそうになる中、今年も新しい6つの命に出会うことができました。

お母さん犬は繁殖犬ボランティアさんがしっかり運動をさせていただいたので陣痛も強くあり、比較的スムーズな出産となりました。
妊娠中のしっかりとした管理、ありがとうございました。

産まれてきた新生児たちは、皆元気で健康そうです。
産まれた直ぐとは思えないくらいの生命力に溢れた動きで、お母さん犬のオッパイを探り当て、お腹がいっぱいになって幸せそうに寝ている姿を見ると、もう倍ぐらいに大きくなったように感じます。

そして、今回の産箱ですが、このお母さん犬のボランティアさんが手作りをしてくれました!

前回までは担当が有り合わせの木材を使って即席で作ったのもあり、使い勝手がイマイチだったのですが、今回は、こちらの希望を盛り込んでいただけたので、使い勝手も良さそうです。

分解し折りたためるように設計していただいているので、他の繁殖犬ボランティアさんのご家庭でお願いするときも持ち運びが容易になりそうです。

この盲導犬事業は、私たち職員の努力ではなく、全ての業務に渡ってボラインティアさんの力に支えられていると再度痛感しました。
本当にいつもありがとうございます。

これからしばらくはベビーたちの成長を時々にアップさせていただきたいと思いますので、皆さん楽しみにしていて下さいね♪♪♪

担当M