月別アーカイブ: 2024年7月

生後2週間目の仔犬たち

先日産まれた仔犬たちを訪問してきました。
生後14日を過ぎ、ほとんどの仔犬の目が開き、耳の穴も開いていました。
まだまだおぼつかない足元ですが、それでもずいぶん動きは増えています。

でもお母さんのオッパイを飲んでは寝ての繰り返し。
繁殖ボランティアさんも「うらやましい毎日」と言われてましたが、担当も同感です。
でも今のこの子たちに取っては、これが最重要なことになりますからね。

体重も産まれた時と比べると、ほぼ倍を越えてます。
お母さん犬のオッパイも十分に出ているみたいで、途中でお腹が空いて鳴く子はいないようです。

今までは産箱の中に居ましたが、今日から模様替えをしました。
成長に応じて居住スペースのレイアウトはどんどん変わっていきます。

産まれたての仔犬たちの世話はほとんどをお母さん犬に任せますが、この辺りから人の介入を多くしていきますので、繁殖ボランティアさんの協力が重要になります。

今回のボランティアさんは育児サポートが初めてになりますが、楽しんでやっていただいている様子です。
今後、仔犬が大きくなるにつれて大変な部分も多くなると思いますが、やっぱりこの姿には癒されますね〜

担当M

7月15日生まれの仔犬たち

先日の第一報でお知らせさせていただきましたが、今年も新たな命に出会うことができました。

今回のお母さん犬は初産となりますので、いろいろ心配もしながら日々を過ごしていましたが、ブリーディングウォーカーさんが暑い中の涼しい時間帯を選んでいただきながらしっかり運動させていただいていたおかげで出産はスムーズでした。

初めての経験だというのに学習というよりは本能で産まれ出てきた仔犬の羊膜を舐めて破り、臍の緒をきれいに噛み切る姿には、何度立ち会っても感心させられます。

産まれてきた仔犬たちをお母さん犬の近くに置くと一斉におっぱい目掛けて進んでいくのですが、今回のお母さん犬はたくさんの未知の生き物が押し寄せてきたかと思ったのか、小さく「ううう…」と唸ったのには思わず笑いました。
よほどびっくりしたのでしょうね!
声をかけたり体を触って落ち着かせるようにすると授乳を受け入れてくれました。

そして一夜明ける頃には母性が全開になったようで、トイレに行く少しの間も惜しむ感じで、直ぐに戻ってきて甲斐甲斐しく世話をしてくれるようになり、一安心です。

来月に水戸市の京成百貨店さんで行われる「写真パネル展」に展示される素敵な写真を撮っていただいているプロカメラマンの小沼さんが早速駆けつけ、産まれたての仔犬たちの写真を存分に撮っていかれました。
今年の写真展には間に合いませんが、来年はこの仔犬たちの写真も新たにラインナップされると思います。

少ししたらブリーディングウォーカーさんのご家庭に移動し、育児サポートをしてもらうことになります。
仔犬たちの成長は、また追い追い紹介させていただこうと思いますので、楽しみにしていて下さい。

今回の仔犬たちのために若干名の新たなパピーウォーカーのご家庭を募集しております。
必要条件を確認していただき、「我こそは!」と思われたご家庭が応募していただくことを心待ちにしておりますので、よろしくお願いいたします。

担当M

パピーウォーカーの応募はコチラからお願いします。

仔犬が産まれました

盲導犬の育成には、盲導犬としての資質を備えた候補犬が欠かせません。それぞれの盲導犬育成施設が盲導犬としての資質を備えた血統を大切に維持しながら、自家繁殖をおこなっています。いばらき盲導犬協会はまだ歴史が浅いため、繁殖も発展途上にありますが、協力団体様より最大限の援助をいただきながら、より優れた血統の確立に努めています。

15日に、当会では今年度初のお産がありました。ただいま、訓練担当者が付きっきりでお世話しています。落ち着きましたら担当者よりコメントがあると思いますので、少々お待ちください。

前回に続いてしつこくてすみません。ナイラボーンのお願いです。

犬たちの大切なおもちゃである「ナイララボーン」の在庫が心もとなくなってきました。
施設にいる訓練犬は1歳〜2歳と若者ばかりなので、消費量がものすごいのです。
ガリガリかじってあっという間になくなります。

「買ってあげてもいいよ」という方、希望品リスト、または下の画像からぜひお願いいたします。

支援品いただきました!

いただきました支援品をご紹介いたします。

茨城町のO様ご夫妻にお願いしてマキタの扇風機を買っていただきました。
訓練待機中の換気を強化するため、お願いしました。ありがとうございます!

匿名希望様からはオフセをいただきました。いつもありがとうございます!

犬たちの大切なおもちゃである「ナイララボーン」の在庫が心もとなくなってきました。
施設にいる訓練犬は1歳〜2歳と若者ばかりなので、消費量がものすごいのです。
ガリガリかじってあっという間になくなります。

「買ってあげてもいいよ」という方、希望品リスト、または下の画像からぜひお願いいたします。

お知らせ:写真パネル展開催@京成百貨店

写真をクリックするとPDF版のご案内チラシが開きます

いばらき盲導犬協会は、盲導犬の育成を通して、目の不自由な方々の自立と社会参加を支える活動をしています。
毎年、私たちの活動を水戸市の京成百貨店で大判の写真パネルで開催していますが、今年も開催が決定いたしました!

日程:8月15日(木)〜20日(火)
会場:京成百貨店(水戸市泉町)9階イベントホール
時間:京成百貨店様の営業時間(通常10時30分から19時まで)
・閉店時間の30分前にはご入場ください
・最終日は17時で閉場します
・京成百貨店様の営業時間はホームページでご確認ください

水戸市在住のカメラマン、小沼渉さんの撮影した迫力ある大判の写真パネルで盲導犬の育成の様子をご紹介するほか、ひたちなか市在住の和紙絵作家、梅原瞳渓さんの和紙絵作品「ココロに彩り——盲導犬も私たちも」の展示や当会の盲導犬のユーザーさんが作成した緻密な折り紙作品の展示がございます。

多くの方にご来場いただき、この催しが「目が見えないということ」について考えるきっかけになれば幸いです。
チャリティーグッズなどもご用意して、PR犬とスタッフが皆様をお待ちしております。
お買い物の際にはぜひお立ち寄りください。